最近よんだ落語絵本「ねこのさら」

投稿者: | 2021-01-23

落語絵本で最近読んだのは、野村たかあきさんの「ねこのさら」です。絵は版画ですがカラフルでおしゃれです。監修は柳家小三治さんです。

このお話は、道具屋さんが掘り出し物を探して田舎町まで行き、その田舎町の茶店で掘り出し物を見つけるが・・・という話です。

登場人物の茶店のおじいさんの表情がなんとも良いです。素朴で人の良さそうな笑顔ですがナカナカのやり手です。オチにはうなってしまいます。

私が道具屋だったらどういう風に交渉するかな。。。でも、人の持ち物を欲しいとはそもそも思わないからどうだろう。道具屋よりも茶店側になりたいかなぁ。

私が茶店側だったら、絶対売らないと決めているだろうから「売らない」って言ってしまってお終いになりそうです。だからやっぱりこの茶店のおじいさんは凄いです。

以前野村たかあきさんのらくごえほんでは、「しにがみさん」を読んだのですが、その時は「驚き」がすごかったのですが、こちらは後から会話や表情に「じわじわ」きます。
どちらも好きです。

それと、「ねこのさら」を読んで思い出すのは、「ときそば」とか「みょうがやど」です。もしまだ読んでいない方がいたら、ときそば、面白いですのでおすすめです。

落語絵本を読んだことがない子でも、難しくもなくむしろ面白がって読めるシリーズが、この野村たかあきさんのシリーズと川端誠さんのシリーズだと思います。

我が子は気に入った「落語絵本」は時々引っ張り出してきて読んでいます。なので、まず図書館で借りてから買うかどうかを決めています。

おわり

最近よんだ落語絵本「ねこのさら」」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: 落語絵本15 みょうがやど をよんで – ママノトショ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です