どうでしょう。
実はかなり「あるある」なのでは?と、思っています。
「あ、うちも。」と、思った方、お仲間ですね!
我が家の子鉄は、運動は出来ない部類の子どもです。
幼稚園にいたころ、小学生になった今でもそうですが、その動きの「ぎこちなさ」は親としては「心配」でもあり「頼りない」ものでもあります。
まぁ、「運動は捨てよう」と決心されている方も多いのではないかと思いますが、
その中で何故か
「体支持持続時間」だけが異常に長い。
そんなお子さん、多いのでは?どうでしょう?
我が子は、幼稚園で測定した「幼児運動能力検査」5種目の中で、
- 25m走—6.2秒
- 立ち幅跳び—95cm
- ボール投げ—3m
- 連続跳—10.8秒
と、区の平均で言うと結構下回り、全国の平均で言うと奇跡の下回り方です。
(すみません、これ以下の成績の方、平均より下であることは紛れもない事実なので。念のため、体力テストが平均より下なだけで、人間性や能力に関わるものではないと断言します。)
ボール投げで言うと、全国平均11mのなか3mとは驚きです。
ですが、ただ一種目。ちょっと出来すぎ?なのがありました。
それは「体支持」。—体支持とはこんなやつ(Google画像検索)
これは104秒という成績を収め、区の平均の倍以上の結果です。全国平均よりも上回ります。
一体どういう事なのか。
私は考えました。
そして、ひとつの結論にいたるのです。
彼が、誰よりもトレーニングを積んだものがあるのです。
それは。
プラレールです。
我が子は完全なる「プラレール好き」です。
プラレール好きと言っても、それぞれ趣向は様々だと思いますが、
我が子は「手転がし派」です。
プラレールに電池を入れるのは、あくまでも「重み」「実感」を持たせる目的であり、電動で走らせるためではありません。
「プラレールは、手でコロコロと転がすもの」なのです。
その時の姿勢と言えば、床にプラレールを置き、
- 右ひざ
- 左ひざ
- おでこ
この三点で体を支え、右腕・左腕は、宙に浮かせる。
そして、プラレールの車両は軽く指を添える程度でコロコロとコロコロと転がす事、数時間。これを何年かやるのです。毎日。
当時、毎日おでこがすりむけるほど赤くなっている姿に不安になったものです。
ですが、どうでしょう。
今も毎日、元気なのではないでしょうか?
腕を浮かした状態で何時間もいるのです。毎日。コツコツと。
実は先日、ママ友に言われたのです。
「息子さん、高校球児みたいな体格だね。」と。
(ちょうどドラフトの日でした)
実際、小学校一年生なので、オーバーな表現だとは思いますが、
確かにどういうわけか、肩が強そうなのです。
それに、本当に強いと思います。
「これは、プラレール筋なんです。」
なんて、言う訳ありませんが、
あれは、紛れもなく「プラレール筋」であり、体支持は幼少の頃から続けてきた訓練であり、本人の努力の賜物なのだと思います。
「続けていくこと」
これほど大事なことがあるでしょうか。
私は、我が子を尊敬します。
おわり
ピンバック: 【子鉄】電車代は「教材費」【あるある1】 – ママノトショ