サンタクロースとしまのゆうびんやさん をよんだ

投稿者: | 2018-11-07
  • タイトル:サンタクロースとしまのゆうびんやさん
  • ISBN:978-4-907436-00-1
  • 作:エアーダイブ
  • 発行所:Dybooks(ダイブックス)

今日は「クリスマスの絵本、何かないかな!」とお探しの方に向けて、レビューを書こうと思います。

※ざっくりと内容に触れますので、中身を知りたくない方は読まないでください。

「サンタクロースとしまのゆうびんやさん をよんだ」

まず、おじいちゃんおばあちゃん、「この本を買って」と言われていないなら「欲しい物」を聞きましょう!

この本は、幼稚園の年中さんの頃にお友達のママに薦められて買いました。が、結論からすると、完全に好みが分かれる本だと思います。

絵本の最後にサンタクロースからの手紙がついているんだよー。絵もかわいいし、うちの子が大好きな本だよー。」と。

そうなんです、絵本の最後に封筒がついていて、サンタクロースから

「メリークリスマス!~~(中略)~~おとうさん、おかあさんのいうことをよくきいて~~(以下省略)」

という、お手紙が入っています。

物語の文脈から言っても、クリスマスの日にもらう手紙が入っているので、クリスマス当日に「プレゼントされる本」なのかもしれないです。

そして「おとうさん、おかあさんのいうことをよくきいて」これは、今時あんまり使わない言葉のような気がします。この文言でよいのであれば、子どもにプレゼントしてあげても良いかも知れません。だいたい最近は「おうちの人のいうことを」と、先生たちは使っていますね。

この本に出てくる「サンタクロース」は、あまりにも行動が具体的です。私はもうすこし、ふくらみや余白があるのが「サンタクロース」だと思うので、この本をあえて小さいうちに与えなくても良いと思いました。

あんまり何にも考えない子は、「かわいい!たのしい!うれしい!」で終わるかも知れませんが、とてもよく考えてしまう子は、いろいろがっかりすると思います。もしかしたら自分のサンタクロース像を壊されるかもしれません。熟慮型の子には「クリスマスのちいさなおくりもの」とかの方が良いと思います。

最近おおい「大人向け?の絵本」だと思いました。

でも、ポップでカワイイ本です、中学生くらいがお友達と「かわぃぃ♡これもかわぃぃ♡」とプレゼントしあうような感じにちょうど良いかもです。

おわり


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サンタクロースとしまのゆうびんやさん をよんだ」への1件のフィードバック

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