「うみさちひこ やまさちひこ 日本の神話えほん4」をよんで

投稿者: | 2022-01-23
  • タイトル:日本の神話えほん 4 うみさちひこ やまさちひこ
  • 作者:ふしみ みさを
  • 画家:ポール・コックス
  • 発行者:岩崎弘明
  • 発行所:岩崎書店
  • ISBN:978-4-265-08844-7

うみさちひこ やまさちひこ をよんで

このシリーズの絵が好きで続けて読んでいるところです。先日、図書館だよりのようなものだったか新聞だったか定かではないのですが紹介されていたのでちょっと期待して読み始めました。

天照(アマテラス)の子孫の兄弟で、お兄さんが海幸彦、弟が山幸彦です。海幸彦は釣りが上手です。山幸彦は狩りが上手です。ある日、弟の方が「たまには 弓矢と釣り針を交換しませんか?自分も釣りをしてみたい」と言い出すのですが、兄は「大事な道具は渡せない。」と断ります。それでも弟の山幸彦があきらめないので、兄の海幸彦は根負けしたのか山幸彦の言う事を聞いてあげることにしました。

なんとなくですが、嫌な予感しかしませんよね。弟がわがままを言い出したので渋々きいてあげたらろくな事が起こらないんですよね。

やっぱりその通りで、山幸彦は兄の海幸彦の釣り針を無くしてしまいます。海幸彦はとても怒りました。山幸彦は精一杯償おうとしたけれども「あの釣り針を返せ」と許してもらえません。山幸彦が途方にくれて泣いていると。。。

なんとなくですが、弟にラッキーチャンスが来る予感がしますよね。弟がしおらしくしていると誰かが助けに来るものなのです。

山幸彦は海神の綿津見神(わたつみのかみ)の娘である豊玉毘売(とよたまびめ)と結婚をして綿津見神も味方につけます。そして兄に釣り針を返すことができるのです。災いが起こるように呪文を唱えながら。。。兄の海幸彦はこの先ずっと山幸彦を守ると誓う事になります。

私は普通に釣り針を返せば良かったのにと思います。どうしてわざわざ兄に仕返しをするのか分かりません。釣り針を無くしたのは山幸彦なんだから怒られたってしょうがないと思います。海幸彦も先に許してあげれば良かったのかもしれませんが、それまでもずっと弟にわがままを言われては割を食っていたのだと思います。だからもう許せなかったんじゃないでしょうか。なんとなくですが、私は姉なので海幸彦の味方をしたいです。山幸彦ばっかりずるいと思います。

兄弟ってどこも同じなのでしょうか。神様も人間も。どうしても下の子が強いんですかねぇ。下の子の方がなんか魅力的なんですよね。甘え上手だったり見た目が良かったり、とにかく要領が良いんですよね。本当に私もお兄ちゃんかお姉ちゃんが欲しかったなぁ。

おわり


兄弟ネタだとやっぱり私は上の子の方の味方をしたくなります。私が上の子だからです。身内とかママ友とかでも私の周りに兄弟を連れてきたら、いつも面倒なことを引き受けてるんだろうなぁと思うので上の子に優しくします。(もちろん下の子に意地悪したりしませんが。。。)

このお話を読んで気になったので山幸彦を検索してみたら、その後、豊玉毘売が出産する際に「覗かないでね」と言われたのに覗いて、その出産の姿に恐れをなして逃げてしまうらしく、「やっぱりな」って思います。女の人に「覗かないでね」って言われたら絶対に覗いてはいけないんです。絶対に!!なのに山幸彦はなぜ覗く!!!そして覗いたくせに逃げるな!!!!と、思います。

さすが古事記ともなると、いろいろな昔話のベースなのですね。読んでいると「あのむかしばなしって、ここから来たのか」なんて思います。

ほんとにおわり

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です