一人っ子は可愛がろう!だって可愛いじゃない。

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コラム

一人っ子だから「わがまま」。一人っ子だから「変わってる」。よくそう言われますよね。兄弟間の競争や理不尽などの「我慢」を経験する機会が少ないからそうなると考えられているようです。

だからって、親がその「我慢」を与える必要はありません。だって、どうして一人っ子が兄弟児に比べて我慢も理不尽も経験していないのでしょう。おそらく多くの一人っ子は「ぼくのうちにも赤ちゃんがくるかもしれない」と待ちわびながら年月だけが過ぎていると思います。これほどの理不尽や我慢が他にあるだろうかと思います。

さて本題にもどります。

もうすぐ幼稚園、もうすぐ小学校、集団になじめるだろうかと、一人っ子の親はとても心配になります。何しろ兄弟児という縦のパイプがないからです。

実際、我が子が未就園児の頃は集団行動は苦手でした。自分のやりたいことを優先するので、公園でみんなで遊んでいても、突然「でんしゃのるー。」と離脱する事がしばしばでした。でも未就園児です。みんなそれぞれ自分の世界で遊んでいます。そんな事で怒るお友達なんていません。ママ友からは陰口をたたかれる事もあるでしょう。でも、ママ友と遊ぶために子どもを産んだわけではありません。毅然と「子どもを優先」しましょう。それで付き合いがなくなるようなママ友なら、早いうちに距離をおく方がお互いに幸せです。

実際、我が子が幼稚園児の頃も集団行動が苦手でした。先生方へのアピール力も足りません。お友達という名のクラスメイトのスピードにもついていけません。ですが、そういうところを好きになってくれるクラスメイトが「お友達」になります。誰もが同じでなくて良いのです。年少さんの時はモジモジして歯がゆい子でも年長さんになれば立派に年下の子どもたちのお世話をするようになります。

実際、我が子が小学生になっても集団行動が苦手です。でも我が子は負けず嫌いです。自分は今まで否定された事がないのです。だから、「出来ない」と分かれば出来るように頑張ります。自分が一番なのが当たり前だからです。とても頑張っています。でも「出来ない」のは嫌いです。だから「出来ないこと」もしません。明らかに自分が傷つくような冒険はしません。「なわとび」「ボール投げ」「椅子取りゲーム」などなど「優劣がつく競技や勝敗がつく競技」には幼稚園の頃までは関わろうとしなかった我が子が、今、少しずつでも出来るようになろうと努力しています。それは「負けず嫌い」に育ったからだと思います。

自分が一番なのが当たり前。そう書いたので「わがまま」と誤解される方もいらっしゃるでしょう。でも小学生にもなれば、自分より出来る子がいる事は十分に体験して理解しています。「自分が一番」なのは自分を信じる力です。やればできる。出来るところまでやってみる。そういう意味です。

この「出来るところまでやってみる」というのは、出来ない事が分かるということでもあります。だから「目標の立て方が上手」です。達成できる目標を立てることができます。まちがっても「全校マラソンで一番になる!」などという難しい目標は立てません。いつも必ず達成できる目標なので、次の目標も達成して成長しています。

こういう力はどのように育つのでしょう。それは一つの方法だけではないと思います。ですが、こと一人っ子の場合は「自分が一番可愛いから」だと思います。どんな事があってもお父さんやお母さんは自分の事を「可愛い」「大好き」って言ってくれるからだと思います。ちょっとした事で十分に認めてもらえるからです。お父さんお母さんは「可愛い!大好き!」と言っていればいいのです、それだけで子どもは次の目標に向かって頑張ります。少し失敗したらとても傷つきます。でも、それをきっとお父さんやお母さんに話すでしょう。「ぼく今日はこんな嫌な思いをしたんだ」と。

その時に、「そうなの。そんな嫌な事があったんだね。」と、おにぎりを作ってあげるのが「甘えさせ」です。
その時に、「そうなの!誰に何を言われたの!誰に何をされたの!なんでそんなことになったの!?」とするのは過干渉の甘やかしです。これは自立を妨げるのは明白です。

子どもはいつか大人になります。その時に一人でもとりあえず大丈夫なように育てるのが親の役割です。親がいつまでも子どもの問題を解決してあげられるわけでなければ、模範となるお姉ちゃんも前例となるお兄ちゃんもいません。辛いこと嫌なこと心配なことがあった時に心を休める術を教えてあげる事が、いま、お父さんお母さんができる事だと思います。

おわり

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ママノトショ – 一人っ子

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