「リンドバーグ 空飛ぶネズミの大冒険」をよんで

投稿者: | 2019-11-03
  • タイトルːリンドバーグ 空飛ぶネズミの大冒険
  • 作ːトーベン・クールマン
  • 訳ː金原瑞人
  • 出版社ːブロンズ新社
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特に男の子におすすめの絵本です。
ママにもおすすめです。
綺麗なだけでなく、お話が素敵なので、お部屋に置いておきたい一冊でした。
クリスマスプレゼントにも良いと思います。

「リンドバーグ 空飛ぶネズミの大冒険」をよんで

この本は図書館のおすすめコーナーにありました。
中をちょっとだけ見たら、ネズミの飛行機の設計図が書いてあって、それがとても綺麗だから借りました。

人間の本を読むのが好きな小ネズミは、図書館で本を読みふけっていました。
あるとき町へ戻ると、仲間のネズミが一斉に姿を消していました。

きっと仲間は、誰でも受け入れてくれる町ニューヨークに渡ってしまったのだろうと、小ネズミも海を渡ることに決めます。

どうやって海を渡るか。
たちはだかる敵、度重なる失敗を重ねて、とうとう飛行機を完成させて海を渡ります。

このお話は、とても素敵でした。

愛と勇気があれば、なんでも出来てしまうような気がしてきます。

よく「子育ての要」として、「自己肯定感を育む事が大切」と言われます。

「自己肯定感」って、なんでしょう。
検索すれば分かるとは思いますが、本当に分かりますか?

私は、この「小ネズミ」の姿は、それを表していると思いました。
愛と勇気を原動力にして、困難な事があっても乗り越える力を持っています。

こういう力は、わたしにはありません。
本当は、あきらめずに親がその姿を見せてあげたいものなのですが、急には変われないので、「小ネズミ」の姿をしっかり見せてあげたいと思います。

ちょっとあきらめがちな大人に育ってしまった私ですが、この「小ネズミ」にはこれから先、少し勇気をもらえると思いました。

おわり


美しい街並み、生き生きとした動物、その場に自分がいるように感じます。
小ネズミと自分を重ねる事が簡単だと思います。

お話の最後には、この小ネズミの姿に憧れる少年の姿があります。
それが、アメリカの飛行家「リンドバーグ」でした。

ほんとにおわり

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