- タイトル:大判ビジュアル図解大迫力!写真と絵でわかる日本史
- ISBN:978-4-7916-2065-4
- 著者:橋場日月
- 発行所:西東社
子どもが「日本史」に興味を持った時、お母さんはその子の質問に答えてあげられますか?
私は無理ですので、日本史の本を買いました。
もちろん、インターネットで調べれば本よりも沢山の情報を得られます。
ですが、本の方が記憶に残るような気がしています。読み返すことが容易なのが本の良いところだと思います。
で、我が子が「戦国武将」にハマったころ、その前後について聞かれたり、かと思うと突如、聖徳太子の事を聞かれたり、太平洋戦争の事を聞かれたり、子どもなりに「戦国時代」と「そうでない時代」がある事は分かっていても、質問がタイムトラベルしすぎていたので、「日本史の授業で使っていたような資料集が欲しい」と、思いました。
それで選んだのがこの本です。
よくあるキャラ図鑑ではなく、資料集のようなものです。
ここには「縄文時代から昭和まで」の年表や図や写真が、すっきりまとめられています。情報量も小学生には十分だと思います。
また、すべてではないけど、フリガナを振られていますので、小学生でもだいたい読めると思います。
この本で一番興味をもったのは、カバー裏のCG写真です。
「この城。なに城??」と、親子そろって顔を見合わせました。
正解は「江戸城」です。そういえば、「江戸城」は見たことがありませんでした。
読めば読むほど、「歴史」が楽しめると思います。
歴史って暗記科目のようですが、「長い物語そのもの」ですよね。
私の学生時代の恩師が、大の戦国通でいらして、その授業は大変おもしろかったです。教科書や資料集は先生から教わった「エピソードの書き込み」でびっしり埋め尽くしていました。
まだまだ小学2年生の息子ですが、この先「日本史」の勉強をしている時間なんてどのくらいあるでしょうか。たいして無いのではないかと思います。
国語、算数、英語、理科も社会も、すべて「試験」に向けた勉強でほとんどの時間を使うことになるでしょう。
今のうちに好きなモノを好きなだけ学んで欲しいと思います。
おわり