【落語絵本】たがや をよんで【おすすめ】

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読書感想文
  • タイトル:落語絵本シリーズその10「たがや」
  • ISBN:978-4861010583
  • 発行:クレヨンハウス
  • 作者:川端誠

「落語絵本シリーズ」はオススメです。
どの本も面白いですが、このタイトルは手に入りづらくなっています。図書館では借りられると思いますので、ぜひ親子で楽しんでいただきたいです。
(はぁ、重版出来お願いしたく!)

※ネタバレを避けたい方は読まないでくださいませ。

「落語絵本 たがや をよんで」

泣きました。本当にうれしくて楽しくて涙出ちゃいました。
てんやわんやと、みんながひとつになって「新しい命」を迎えるお話です。

もう少しお話すると、長屋のみんな揃って「両国の花火」を見に行くのですが、その中の一人が妊婦さんでして、、、花火中に産まれてしまうんです。

「あーでもない、こーでもない」と言いながら、みんなで花火を見に行き、みんなで赤ちゃんを迎えます。長屋のみんなだけでなく、その場に居合わせた人たちみんなが、面白がりつつも、自分の役割を果たして、「新人の江戸っ子」さんをお迎えします。

子どもたちには、「みんな、あなたが生まれてくるのを待っていたんだよ」と、伝えられるお話だと思います。

私は子どもを産むときに、なんで自分ばっかりこんな目に。と、結構思っていました。みんなが楽しみたいために、こんな目に。とも思いました。

でも、このお話を読んで、色々な”わだかまり”が解けました。
みんな、「赤ちゃんの事を待っていた」のです。ただ本当に待っていたのです。

「赤ちゃん」は、みんなが待っているものなんだな。って。

ママはともすると、”自分が主人公のまま”赤ちゃんを産むと思います。
でも、ママがそうであるように、赤ちゃんだって主人公です。大きくなっていく途中も、その子自身が主人公。

そういうのが「自己責任」とか「選択の自由」とかいう言葉のせいで、分かち合えない時代だと思います。

このお話は、「赤ちゃんが生まれてくる事はみんなが待っている事」なのだと、「そもそもの喜び」を再確認させてくれるものです。

これから産まれてくる赤ちゃんたち!
オバちゃん、待ってますよ!

おわり


 

ちょっと、定価で手に入りづらくなっている絵本です。運が良ければ買えるかも?参考までにAmazonにリンク張っておきます。


落語絵本 十 たがや (落語絵本 (10))(Amazon)

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