- タイトル:ヴィンセントさんのしごと「こどものとも」通巻763号
- 文:乾栄里子
- 絵:西村敏雄
- 発行:福音館書店(2019年10月1日)
(公式)ヴィンセントさんのしごと|福音館書店
※読書感想文なので内容に触れています。ネタバレお気になさる方はお読みにならないで下さい。
「ヴィンセントさんのしごとをよんで」
最近、お父さんは会社でどんな事をしているのかな?と思っていたら、「なんとか研修」に参加していたと聞いたので、会社の人も「勉強」するんだな。と思っていました。
わたしは学校で勉強する意味が分かりませんでしたが、わたしだけが「勉強」させられているわけではないと分かり、ホッとしました。
この絵本は、ヴィンセントさんというおじさんの一日のお話です。
朝、きまった時間に起きて、お仕事に行き、夜、きまった時間に寝るのは、わたしや、お父さんと同じです。
でも、ヴィンセントさんのお仕事はビックリするようなお仕事でした。
こんなお仕事があるなら、わたしも大人になるのが楽しみです!
こどもたちからの相談や依頼にこたえて、南の国で雪遊びをさせてくれるなんて、日本なら降雪機を使うけど、ヴィンセントさんは自分の力でやります。
わたしは勉強がきらいだけど、ヴィンセントさんのお仕事のように、やりたいことや知りたいことを調べるのは大好きです。だから、これからも色々なことを調べようと思いました。
よく考えると、お父さんのお仕事も、大変そうだけど、何をやっているのかは分かりません。
きっと、お客さんが喜んでくれるように頑張っているんだと思いました。
一度は、お父さんのお仕事しているところを見てみたいです。
おわり
我が子は小学校2年生ですが、お父さんのお仕事の事はよく分からないようです。
見ていないのだから分からないに決まっていますが、色々と想像していると思います。
先日、お父さんも会社で勉強している事を知り、我が子は驚いたようです。
「研修」という言葉を聞いて、どんな事をしたのか熱心に聞き出そうとしていました。
内容については分からなくても、「こういうことがあった時、どういう風にしたらいいか、どういう方法があるかをチームのみんなで話しあうんだよ。」と、聞き、かなり納得したようです。
みなさんのお宅でも、普段の何気ないお仕事の話を、お子さんに聞かせてあげてみては?
きっと、とても驚くと思いますよ。
ほんとにおわり。