月刊「たくさんのふしぎ」通巻412号「ブラックホールってなんだろう?」
2019年7月1日発行
発行所:福音館書店
※内容に触れていますので、内容を知りたくない方はお読みにならないでください。
(Amazon)この本は図書館の「あたらしい本」のコーナーにありました。
小学生向けの月刊誌で、ふしぎとかかがくとか、そんな感じです。
絵本のようにキレイで文章量もちょうど良いかと思い、我が子のために借りました。
「ふしぎ好き」の我が子は、この本は一気に読むというより、じっくり読み進めています。真剣な顔をしているので面白いのだと思います。
「ブラックホールをしっていますか。」から始まり「その正体を解き明かすのはあなたかもしれません。」で終わります。
内容は、問いかけや解答や解説がプラネタリウムの語りのように書かれています。
この構成は、完全に、良い。
と、思いました。
調べものをまとめたり、発表する時のテンプレート的に使えるように、ガンガンと馴染んでいきたいと思います。定期購読しようかな。
どの「宇宙の図鑑」にも載っているような「ふしぎ」について書いてあるので、新しい知識を得られるかどうかは分かりませんが、
この本には、「そういえば、ふしぎだなー」と思える間がありました。
宇宙って、そういえば、ふしぎなんだよな。
この本の中で、気になった一文は
ブラックホールは、なんでもすいこむものです。
月刊たくさんのふしぎ「ブラックホールってなんだろう」
ものというより、場所といったほうがいいかもしれません。
という箇所です。
私が子どもの頃は、ブラックホールって穴だと思っていました。
だけど、いつしか、ブラックホールは星ということになっていました。
ところが、この一文です。
ブラックホールは、なんでもすいこむ小さい星なんだけど、光さえも吸い込んでしまうエリアは本体(特異点)よりもだいぶ広いし、場所だよね。
(本の中では、特異点を”場所”とあらわしていますが。)
だったら、やっぱり
「なんでも吸い込んでしまう、光さえも吸い込んでしまう場所は、穴じゃない?」
と、思ってしまうのです。
ブラックホールってなんだろう?
わたしは、しばらく、「やっぱり穴」と思い続けると思います。
ときどき、こういう事を考えるのも楽しいです。
おわり