- タイトル:ドラえもん社会ワールド-お金のひみつ-
- ISBN:978-4-09-259130-1
- 発行所:小学館
最近、お金の教育は注目されていますよね。
お金だけでなく、生きていく力、社会に出ていく力、そういうものが「学童期の教育」に欠けている事を、大人が痛感しているのでしょう。
この本の最初の「のび太」は「お年玉もらったときは、世界一の金持ちになったような気がしたのに。」と、ひざをついています。
「フエール銀行」のワンシーンですね。
私は「お金」にはとことん弱く、上手に使えない方です。お金に振り回される人間です。もっと、子どもの時から「お金」の事を教えてもらいたかったです。
ですが、私は子どもに「お金」の事を教えられるでしょうか?
たぶん無理です。私の親も「無理」だったのでしょう。
だとしたら、こういう本は積極的に読んでいいと思います。
親子で読んでみる事で、普段の生活の中で「少し気を付けてみる」所が出てくると思います。「大切」に扱う姿を見せていけるといいな。と、思いました。
子どもは親の言う事は聞かないが、親の言動は真似る。
なんて、いろんなところで見聞きしますね。本当にそうだと思います。
(素直に真似てしまうパターンと、反面教師となるパターンがありますが。)
お金については、キャッシュレス化さらに進んでいくであろうことから、ますます「使い手の力量」が問われるようになるでしょう。
この本は、「ドラえもんの漫画」がベースになっていますが、詳しい解説も載っています。
面白いところは読んで、つまらないところは飛ばす。そうやって時々読むだけでも「こういうものがある」と知ることができます。
子どもに教えたい事、本当にたくさんありすぎますね。。。
大人になるまでが短すぎます!
おわり
ドラえもん社会ワールド お金のひみつ (ビッグ・コロタン)(amazon)