私のまわりには、「出産と同時に退職。以来、専業主婦」という方が多いです。
そういうママたちでも、「子どもが大きくなったら、働きたい」という方が多いでしょう。
家庭に影響ない程度にお仕事ができたら。
と、子どもが小学生になるころには、もう少し早いと、子どもが年中さんになるころにはPTA減免対策を兼ねてアルバイトに出始めます。
すると、どうでしょう。
お子さん、体調崩しませんか?
私の中のセオリー
それは
「ママが働き出すと、子どもが体調を崩す」
です。
育児や家庭を中心にしていたママにとって、働こうと思えるかどうかは、
「子ども、すごく元気。
学校、まず呼び出しなんて無い。
私、お金ない。」
そういう感じでしょう。
ますますかかる教育費や老後の不安。少しでも蓄えようと思ってもたまらず、自分はお金が使えないのです。
「いよいよ、子離れの時期!」とばかりに、ママ働き出します。
しかーーーし。
親離れの時期はまだ早いのです!!!
子離れする時期なのは確かです。
ママが自分を犠牲にする必要も無いでしょう。
でも、子どもは「まだ子ども」です。
それなのに、
「ママ、お仕事はじめたからね。」
言っていませんか?
それ、
言うと、
子ども、
まず、
体調くずしてみせます。
私の知っている限り、100%です。
1人は1年に2回も骨折をして、一年間「ママに仕事をさせませんでした」。
そのほかの子も、それまでは学校・幼稚園を休む事がない。
なかったから、ママは仕事を始めたのに、始めた途端に「熱を出す」のです。
小学生なら「たまに」かも知れませんが、幼稚園なら毎月「熱を出して見せる」のです。
これは、ママの育児がおろそかになったのでは無いと、断言します。
子どもが「ママをつなぎとめよう」としているのです。だって、まだ必要だから。
こう言うと、悪意のように聞こえてしまいますね。
もちろん違います。
「不安」なのです。
「自分の知らないママ」が。
なので、私は、「うちの子、元気だし、ヒマ。働こう!」というお母さま方には、お伝えしたです。
絶対に、子どもに「仕事」の話をするな!
と。
子どもにとって、「ママ」は「ママ」なのです。
それを「疑う」って、子どもにとってどれだけ「重大な事案」なのかを一度、考えてみて下さい。
ママはいつもどおり、何も変わらなければ、何も疑いません。
どうか、お子様には「仕事はじめた」とは言わないで乗り越えてください。
きっと、お子様は、体調などくずさず、いつもどおり元気に毎日、学校に行くと思います。
もともと働いていたお母さまのご家庭では、こういう問題は無いでしょう。
「ママはいつもとおなじママ」だから。
でも、専業主婦家庭においては、
「ママがパパみたいになる」と、予想するのです。
なんとしてでも、ママを家に。
ストレスから最後であり唯一の、「あらゆる方向に体調を崩す」のです。
私は、ママが働くことには賛成です。
ですから、子どもに不要な情報は与えないで良いと思います。
だって、子どもが今までどおりなら、イメージ通りに働けるのですから。
私は、昨今の男女平等から始まり、「イクメン」だの「ワーママ」だの。
変だと思っています。持ち上げっぷりが奇妙です。
もう少し言うと、
パパが育児をするのは当たり前だと思うし、
ママが仕事をするのも当たり前だと思います。
パパがだけが育児して、ママだけが仕事しても、そんなの各家庭の自由です。
もろもろ成り立っていれば、それでよいでしょう。
でも、
大人はそれでいいですが、子どもにとってのママは「特別」な存在です。
その「子どもの気持ち」は、何よりも尊重されるべきだと思っています。
「変化」は子どもには「重大な事案」です。
おわり