おしりたんてい ふめつのせっとうだん をよんで

投稿者: | 2018-11-20
  • タイトル:おしりたんてい ふめつのせっとうだん (おしりたんていファイル3)
  • ISBN:978-4-591-15098-6
  • 作者:トロル
  • 発行所:ポプラ社

おしりたんていシリーズの感想は↓コチラ↓にあります。
おしりたんてい_ママノトショ

※感想につき、ネタバレ含みます。ご注意。

「おしりたんてい ふめつのせっとうだん をよんで」

今回のお話は、絵や迷路はいつもどおり楽しいものでしたが「犯人を推理」するのは難しかったかな?と思いました。
途中から「彼は怪しい」とは思いましたが、「いや、まてよ。」と、悩みました。なので逆に面白かったです。悪人顔に豹変する姿はゾッとするものがありました。

おしりたんていは何冊か読みましたが、毎度「2本目のお話」の方が好みです。

今回の「2本目」は「とこやさんに うかぶ ゆうれい」というお話でした。
お話はとしては、身近で温かさがあり、でも絵がちょっと凄かったです。

とこやさんの「すてられたマネキン」がねぇ。すごくビジュアルが良かったです。じわじわコーヒーを吹き出せます。

見習いのスタッフさんの練習台となったマネキン。今にも喋りだしそうなほど憂いの表情です。「マネキンもつらい」のだろうなと思いました。

私もいくつか仕事をしたので「見習い状態」でいたことは何度もあります。その時は一生懸命やっているつもりでしたが、後になって「もう少し頑張ってもよかったかも」と思う事も多かったです。

今回の見習いのスタッフさんのお気持ち、よくわかります。子どももいずれ大きくなったら、真面目に素直に仕事に向き合ってくれるといいな。と、思いました。

「仕事」について、あともう少し頑張ってみるかどうか。
これは判断に迷う事もあるのですが、自分のお仕事に「興味」をもって楽しんでやれたらいいな。と、思いました。

今回は、「マルチーズしょちょう」のオフの姿も見られました。
普段はあまり好きではないのですが、オフの「しょちょう」は人情味があってよかったです。

おわり

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