- タイトル:47都道府県!! 妖怪めぐり日本一周 ③中国・四国・九州・沖縄
- ISBN:978-4-8113-2382-4
- 絵:伊藤まさあき
- 編著:妖怪探検隊
- 発行所:汐文社
※ネタバレ注意です
この本は、いわゆる地図帳に妖怪も載っている作品です。「①北海道・東北・関東」は読みましたので、「③中国・四国・九州・沖縄」を借りました。
こっち方面の地域にも有名な妖怪がいっぱいいますね!
私がじわじわと、「妖怪らしさ」を感じるのが「岡山県のぬらりひょん」でした。
「ぬらりひょん」は超有名だと思います。(なんで有名なのかわかりませんが)。この方は、
勝手に来て、座敷でくつろぐ
夕方の忙しい時間にあらわれて、勝手に家に入って座敷に上がり込み~~(中略)~~どこかに去っていく。家の人は忙しいので気づかない。
これは。。。居てもいなくても、どっちでも良すぎますね!
もうひとつ「鬼」の分類になるようですが、気になる方は「香川県の手洗鬼」さんです。
高松から丸亀あたりの入江にあらわれて~~(中略)~~海で手を洗うという巨人の妖怪。どうして手を洗うのかは、わからないらしい。
これも。。。居てもいなくても、どっちでも良すぎますね!
もし、この「手洗鬼」さんが手を洗うから、不漁になるとか豊漁になるとか、舟が転覆するとか、うどんにコシがでるとか。そういうのがあったら面白いような、つまらないような。少なくとも「覚えやすい」のですが、、、
もしかしたら、その地域の方はもう少し色々な情報をお持ちなのかもしれません。
私は、どこかに旅行に行くときには、なるべく「民宿」を使っています。理由は「田舎が無いから」です。夏休みに田舎のおじいちゃんおばあちゃんに会いに行くような感覚を求めているので、「民宿」に行っています。
そのお家で出してくれる「ご飯」。近くで楽しめる場所を教えてもらったり、、、そして時々、その土地の神様や妖怪について、教えてもらったりします。
私がまだ独身の頃、沖縄県の慶良間諸島にあそびに行きました。そこで夜になると、「木の方から声みたいなの」が聞こえるのです。
「鳥類だろう」と思っていたら、民宿の方が「あれは、◎◎と言って、こわいんだよ。」みたいな事を教えてくれました。
「こわいやつ」と聞いて、急に不気味に聞こえてきて、こわくなったのですが、なんせお酒を飲んでいたので、それが何だったのか、、詳しいプロフィールを一切覚えていないのです。
この本には「沖縄」が入っていたので、一番先にそのページを見ましたが、、、載ってない??かな?
ここには「キジムナー」という木の精霊が載っていますが、本には「恐れられている」とか「声がきこえる」とか書いてないです。それに、もっと違う名前だった気がします。
あぁ、ぜひまた「慶良間」に行って、お話を聞きたいです。ぜひ、行きたい!!
しかし長崎の妖怪たちは、けっこう怖いですね。。こういうのを見ると「海が荒れたりするのかな?」とか勘ぐってしまうのですが、「妖怪は妖怪」特に理由はないのかもしれませんね。
それで、この本は「地図帳」の方も充実しておりまして。。。「平家」に関連するエピソードがあったりと、勉強になります。
最近は「神社・仏閣」は被写体としてしか見ない事が多いのですが、歴史があることを再確認しました。いろいろ知っていると「宝物殿」を見学する時に、何倍も楽しめますよね。
「②中部・近畿」はどんな感じか楽しみです!
おわり
この作品は、シリーズものです。よろしければ過去記事もどうぞ。
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